小四喜(ショウスーシー)を徹底解説

『小四喜』は4つの風牌のうち3つを刻子で揃え、残りの1つを対子で揃えた役満です。

本記事では小四喜について徹底的にまとめます。

小四喜ののあがり例、狙う目安、などについて書いています。

小四喜のあがり例

風牌(東、南、西、北)のうち刻子(槓子でも可)を3つ、雀頭を1つ揃えると成立する役満です。字牌の中でも風牌が重なってこないことには狙えない役です。字一色清老頭よりも材料が限定されるのでかなり狙いにくい印象です。

 

大三元と同じようにとにかく4種の風牌を集めれば成立します。他の部分(と言っても1面子だけですが)の構成は自由ですし鳴いてもOKです。

 

・風牌を2種(特にオタ風)鳴いた人がいたら注意しましょう。

 

・こんなの読めません。リアルの麻雀なら気配を感じるかもしれませんが、ネット麻雀でこんな聴牌されたら気付かないです(^_^;)

小四喜(四風役)を狙う目安

・風牌の対子が3つ(暗刻があればなお良い)

・風牌の対子が2つあり、他の風牌を1枚ずつある

国士無双混老頭狙いからの変化

・字一色からのバージョンアップ

・対子系、色系からの変化

 

材料がかなり限定される役満なので、配牌の時点で狙う感じになるのは非常に稀です。

風牌の対子を4つ持ってたらもう見るしかないですが、普通は他の役を見ていて四風役は「こうなったらすごい良いな」って感じがほとんどだと思います。

配牌からではなく途中から意識する場合が大半でしょう。

 

もっとも多いのは、国士無双を狙っていたら風牌が重なってきて・・・というケース。混老頭経由もあります。

また字一色を狙える時は四風役(小四喜、大四喜)を自然と意識する形になることもあります。

これらとは別に、役牌がらみの対々和からの変化や、七対子をやっていたら風牌が増えていき・・・とか、字牌大盛りの混一色狙いだったけどなんとなく四風役へ、というようなケースも見られます。

 

四風役があがれるような時は、風牌のほうから寄ってきますし、寄ってこないならあがれませんのでね(^_^;)

小四喜は基本的に鳴いて作る役

小四喜は基本的には鳴いて作る役満です。必要な材料が風牌なので必然的にそうなります。

風牌を2つ晒すと警戒されますが、材料の貴重さを考えたら気にしても仕方がありません。なにしろ風牌は4種類でたったの16枚しか無いんです。

そのうちの11枚を揃えようとするわけですから、鳴くことをためらっていたら揃えることは難しいでしょう。

 

もちろん、鳴かなくて済むならそれにこしたことはありませんが、そんなケースを望むのは変です。すべて1鳴きします。2鳴きはありえません。

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