この記事では麻雀の読みの練習方法を説明しています。
一般的な麻雀戦術書のように、待ち牌を読むことから入るのではなく、まずは牌の偏りを意識することから始めて、段階的にステップアップしていく練習方法です。
【麻雀】読みの練習方法の全体図
※一般的な麻雀戦術書などは、いきなり③から入っていくやり方なので、挫折してしまう人が大半です。
小さい的をいきなり狙っても難しい。っていうか、何のスキルも無いのに当たるわけがありません。その前に準備しなくてはいけないことがあります。
まずは大きな的に当てる練習を積んでいくことで、③に必要なスキルを身につけつつ習慣化していくことが肝要。
とにかく予想するくせを徹底的に習慣化するのが習得への早道だと考えています。
麻雀の読みは習得に時間がかかる
「千里の道も一歩から」「ローマは一日にしてならず」「急がば回れ」
色々と考えられますが、麻雀の読みは習得に時間がかかります。
まずは段階を踏んで一つずつできるようになっていきましょう。
イメージとしては、散りばめられている細かい情報からヒントをもらい、一点に収束させて答えを出すのが「待ち牌読み」です。
「待ち牌」はかなり奥のほうにあるので、まずは手前をどうにかできるようになりませんとね(^_^;)
捨て牌読みの練習法と習得までの流れ
練習の流れはこうです。
① 配牌から牌の偏りを予想する
② 1人の捨て牌から役と持っている部分を予想する
③ 待ち牌を予想する
④ 場況から山に眠っている牌を予想する
一つずつでかまいませんので、これを毎回やってみてください。リアルの麻雀でもゲームでもかまいません。
まずは①の「自分の手牌を見て牌の偏りを予想する」ということを、配牌をもらうたびに実践してください。
ある程度、自然に意識できるようになったら、次は②です。
気になる人を1人でOKです。たとえばトップの人とか、ツイている人とかです。まずは捨て牌を見て役を予想します。そして部分的に大雑把でいいので、持っている牌、持っていない牌を予想してみましょう。
これを自然にできるようになったらもちろん次は③です。
役と持っている牌、そして牌の偏りなどの情報から待ち牌を予想してみましょう。ここまで来たら牌理について書いてある本も、精度を高めるのに役立ちます。
見えている情報から見えない部分を予想してください。
最初は当たらないかもしれませんが、とにかく予想をしましょう。
でももっとも重要なのは④です。
山に眠っている牌がわかれば、手作りはもちろんツモあがりの狙いを定めることに大いに役立ちます。
これが読みの練習です。一気にいくつも出来るようにはなれません。一つずつできるようになっていきましょう^^
次の記事はこちらです→①配牌から牌の偏りを予想する