①配牌から牌の偏りを予想する

配牌をもらったら自分の手牌を見て牌の偏りを予想してみましょう。

たとえばこんな手牌ならどう見るのかを例として書いていきます。

具体例1

東1局南家 ドラ 5

二五五九④46688南西北

・筒子が1枚しか無いから他家に多く入っているかもしれない

・中張牌が多いので他家には端っこや字牌が多く入っているかもしれない

・ドラの周辺を持っているがドラがない。他家にドラが固まってるかもしれない。

・対子が3つ。萬子は二五五とスジで3枚(暗刻と同じ)

・数牌と字牌はバランス良く含まれてる

・456の三色が見えるから他家にも三色が見える形が入っているかもしれない。

 

こんなとこですね(^_^;)

もしかして多いですか?

 

もらった配牌から色々なことに気付くことができるようになりましょう。まずはそこからです。

上にあげた予想を見て「それがどうした?」なんて人もいるでしょうけど、確かにその通りです。

そんなこともちろん私だってわかってます。この予想だけではたいした読みにはなりません。

 

でも読めるようになりたいならやりましょうね^^

物事には順序というものがあるのです。

 

もういっちょいきましょう。

具体例2

東2局東家 ドラ 2

二五九③④⑦⑦348西西北 ツモ2

・萬子、筒子、索子とバランスよく数牌が入っている

・字牌と数牌もバランスよく含まれている

・中張牌が多く順子は下のほうに偏ってる

・234、345の三色が見えるから他家にも三色が見える人がいるはず。

・いきなりドラを引いて面子が出来たので「ツイてるのかな?」って思っておく。

・タンピン系のとても良い形が見えるので、他家にはチャンタや国士が見えるような配牌の人がいるかもしれない。

・二五九はさっきも入っていた

 

いかがですか?他にも気付くことがあるかもしれません。

「どうしてこんな練習をするのか?」

疑問に思う人がいるのは当然ですが、待ち牌を読めるようになるためには必要なことなんです。

今やってるのは配牌から牌の偏りを予想するという練習ですが、これは実戦時にもこれからずーっとやっていくべきことです。

 

こうして配牌から何かを読み取ろうとすることで、その正解も気になるようになりますわな。

予想が当たっていたのか?ハズレていたのか?

これまでのあなたはこんなことやっていないわけですから、正解も何もそれ以前の問題です。気にもしていないわけですから。

 

でもこの練習を習慣づけることで牌の偏りというのを自然と意識するようになっていきます。

それが必要なのです。

 

もういっちょいきましょう。

具体例3

東3局北家 ドラ 南

二六七八九①④⑤⑥⑦⑦白中

・索子が1枚も無いから、他家にごっそり入ってる人がいるかもしれない

・字牌が2枚しか無いから他家にいっぱい入ってる人がいるかもしれない

・なんとなく上に偏っているので、他家には下のほうに偏っている人がいるかもしれない

・ドラが字牌なので役牌の動きには注意

・⑦の対子はさっきも入っていた

・さっきまでオタ風が多かったが今回は役牌だけが入っててドラの南(オタ風)が無い

・二九④はずっと配牌に入ってる

 

こんなとこですね。これが当たり前のようにできるようになったら、②をやるのはとても簡単ですよ。

次の記事はこちらです→②1人の捨て牌から役と持っている部分を予想する

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