混全帯么九(ホンチャンタ、チャンタ)を徹底解説

混全帯么九は、はじっこの牌と字牌の組み合わせで作る役です。

本記事では混全帯么九について徹底的にまとめます。

混全帯么九のあがり例、個人的な雑感、メリットとデメリット、狙う目安、などについて書いていきます。

混全帯么九のあがり例

端っこの数牌(1か9)が入った順子と么九牌の面子だけで構成される2翻役です。鳴くと1翻下がります。

 

・混全帯么九は字牌や端っこの数牌が多い場合に狙ってみましょう。

 

・混全帯么九、三色同順で満貫ですね。

 

・六だと役がないのでロンあがりはできません。こんな時はリーチをかけるのも一つの手です。

混全帯么九についての雑感

同系列の上位役に純全帯么九がありますが、役牌とからめることが可能な混全帯么九のほうが狙いやすいです。

門前で作るよりも鳴いて作るイメージが強く、鳴くとたったの1翻しか無いのですが、三色同順と役牌、ドラを利用してどうにか満貫になるかというところ。

 

国士無双を狙っていって混全帯么九へと向かうケースもあります。

純全帯么九よりもそうなることは多いでしょう。

 

あがりまでのスピードを考えると、材料の不便さ(嵌張、辺張になりやすく、両面になったらくずれてしまう可能性がある)がネックな分だけ疑問がわきます。

役牌さえ鳴ければそれで役は確定するので、1翻しかない混全帯么九に固執する必要があるかどうか?

バランス感覚が問われる役だと思います。

混全帯么九のメリットとデメリット

メリットは役牌との相性が良いことです。また、いざおりることになった場合は安牌にはそれほど困らないでしょう。

デメリットは材料の不便さ(嵌張、辺張になりやすく、両面になったらくずれてしまう可能性がある)です。

混全帯么九を狙う目安

・配牌で123789の数牌が多く入っている

・国士無双や混全帯么九からの移行

・役牌の対子か暗刻がある

 

純全帯么九とほぼ同じですが、混全帯么九は字牌も使えますので、役牌かどうかも見て決めます。

タンピン系ばかりを見てはじっこ系を軽視する人も多いですが、はじっこの流れの時はあがりやすい役です。

効率の悪そうな形であっても、ピンときたら積極的に狙ってみると良いでしょう。

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