サンマで対面が下家に振り込んで下家がツキだしてしまった。
私の状態はそれほど悪くもなかったが、とにかく間に合わずに下家がサクサクとあがりを重ねていく展開。
こんな時は四人打ちなら無理やりにでも鳴きを入れてくずそうとするのも一つの手なんだが、それはサンマではなかなか難しい。
仕方がないので、ツイてる下家へは振り込んだり鳴かせたりしないように気をつけて、キッチリと手を作ってすこしでも前に出ていく。
でも無理はしない。無理したって下家に返り討ちにされる可能性が高いからね。
おりると決めたらちゃんとおりる。
で、下家の幸運がおさまるのをじっと耐えながら待つ。
まぁ、対面がトビで終了してしまうかもしれないんだけど、それだけはもうどうしようもない。
３局ほどかかったが、ようやくチャンス到来。
私に早い手が入ったのでリーチ。
「下家の具合が悪くなることを願うリーチ」である。
下家はこれまでさんざんあがって楽しかっただろうし、対面はもう虫の息。
７００００点を超えているからきっと勝利を確信していることだろう。
もしこのリーチに下家が向かってきたら・・・おそらくそうなっていたはずである。
でも彼はベタオリを始めてしまった(^_^;)
私はもうこの時点でニヤニヤが止まらない。
甘いやつだ。かまわずに前に出ればそのまま勝てるかもしれないのに・・・逃げ回って具合が悪くなるといい。
70000点もあるのに弱気になってベタオリなんぞしたらどうなるか思い知れ。
終局間際に私がツモ和了り。これで下家は具合が悪くなるどころかもう死んだようなもん。
逃げるような場面ではないのに逃げてしまったからだ。
次局、案の定というか・・・下家から私へ跳満放銃。
オーラス私の親番、下家から9600。くっくっく・・・いまさらあわてて前に出たってダメだよ。さっき出なかったのが間違いなんだからさ。
その次局は対面が私に18000放銃でトビ。
私の逆転トップ。
私が逆転する前に対面が飛ばなかったのは、私自身の運も良かったからだろうね。
サンマのほうがツキや流れを読みやすくて楽しい。
四人打ちはくさってる場が多すぎて読むも何もどうなるかわからん。正直つまんない。
自爆する人が減ってくれればいいんだけどな・・・
