一回も打ってない

例のワクチンとやらを私は打っていない。

単に信用できなかったからだ。

映画や海外ドラマなどで得た知識だけれども、ワクチンというのは開発するのに何年もかかるのが普通なのだそうな。

 

治験するために対象者を選ぶのも慎重に行い、効果があるのか、副作用はどうなのか、メリットとデメリットの割合を見極め・・・リスクの度合いによっては一定の効果が認められていても認可されなかったり・・・とにかく簡単ではないというのは素人の私にもよく理解できた。

ところが例のワクチンは本来ならありえないほどの早さで広く出回ってしまった。

いったい誰の都合だったのやら?

 

製薬会社?医療関係者?政府?国民?

私は知らないけどさ。

 

すくなくとも自分の都合ではないことははっきりしていたから、最初から打つつもりは毛頭なかったんだ。

何らかの都合がある人はワクチンを打たせたいから、効果がどうたら安全がどうたら口八丁手八丁なんでもするだろうよ。それが嘘だろうが事実だろうがそんなものは関係ない。国民の多くに打たせることが必要だったのだろう。

 

打った人がどうなるかなんてどうでもよかったのかもしれないし、「きっと大丈夫だろう」などとたかをくくっていただけかもしれないし、いずれにしろ例のワクチンが本当に安全なのかどうか、効果があるのかどうか、などの打つ側にとって重要な要素のほうは二の次だったはずだ。

なぜなら、「入念に治験が行われたワクチンではない」というのは当初からはっきりしていたのだから。

 

打つ側の安心安全を重視しているなら、まだ治験中の効果も安全も不明な怪しいワクチンなど打たせようとはしない。

打ってしまった人は気の毒だが、大丈夫かもしれないし、すでに何かあったかもしれないし、これから何かあるのかもしれない。

 

大事な自分の体に得体の知れないものを入れる。

私はそれを怖いと思うし、たいていの人はみんなそうだろう。

だからどうしてあれほど多くの人があんなものを打ってしまったのかものすごく不思議で・・・・

 

そりゃまぁ、仕事の都合などでしかたなく打った方も多いでしょうし、上から言われたら打つしかなかったような方もいるのかもしれない。

旅行や出張のためにワクチン接種が必要なこともあるみたいだし、そんな仕組みがいまだに存在していることが恐ろしいと私は思う。

 

だが一つよかったのは、強制的に接種されることはなかったこと。そんな乱暴で強引な国に生まれなくて良かったとは思う。

まぁ、そのへんはどっちがいいのかわからないけどな。

 

目的を達成するために嘘八百を並べて、あたかも国民側に自分自身で選択させてあげたかのように見せるのか? それとも、命令によって国民に自由な選択はさせずに一切の責任は政府にあることをはっきりさせるのか?

国の形として良いのはどっちだろうな。

 

前者なら国民それぞれの自己判断による選択だから、それぞれが自業自得ということにできる。後者は政府の判断による選択なわけだから国民それぞれの自業自得とは言えず、その責任はすべて政府にある。

日本はもちろん前者のスタンスだ。

あれほど打て打て、安全安心だ、などと騒ぎ立てていたにもかかわらず、だ。

ズルいよな。私はそういうの嫌い。

 

だがそのおかげで私はあんなものを打たなくて済んだということもたしかだ。

難しいな・・・

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