雀鬼シリーズを最初からすべて見直してみました。前に見てから10年以上は経過してると思うけど、やっぱりとても面白い作品です。
清水健太郎さんの演技の重さが気になって仕方がないのは変わりませんでしたけどね(^_^;)
あと桜井会長や近代麻雀の編集長がちょいちょい出過ぎなのもやっぱり気になります。
この記事では全体的な印象を雑感として書いていき、あらためて見直して再確認できたことなどをざっとまとめます。
雀鬼シリーズを見直した雑感
清水健太郎さんはまだこの頃は痩せていてカッコよかったと思います。
天運や地運の話なども出てくるのですが、真雀鬼シリーズと比べると技(イカサマ)や雀クマ退治などの話が多く、麻雀が強くなるためのヒントは少なめだったように思います。
注目すべき部分は、やはり雀鬼が麻雀をはじめて見た時の考え方でしょう。
「どうしてあがり牌を山に積んでおかないんだ?」
っていう雀鬼の問いかけに周囲の人達は、「にいちゃん面白いこと言うね」とか「すいませんコイツ麻雀わかってなくて」とかそういう反応でしたが・・・。
もうその時点でものすごい意識の差がありますよね。
周囲の人達は何もわかってないけど、雀鬼の視点は麻雀で勝つための方法を鋭く怜悧にとらえている。
そのあとの雀鬼の発想もすごい。
サイコロの目を自由に出せるように練習したり、牌を積む練習をしたり・・・。
普通の人ならまず麻雀を数多く打つことを考えるでしょう。
でも雀鬼は確実に勝てるように練習を積んでから・・・という入り口から入った。やっぱり常人とは意識が違います。
雀鬼を演じる清水健太郎さんが逮捕されてしまい、外伝には加納竜さんが代役をつとめましたが、個人的にはそのまま真雀鬼シリーズも加納竜さんにやってもらいたかったですね(^_^;)
長身で細身の加納竜さんは、本物の雀鬼のイメージにとても合うんですよ。演技も清水さんみたいに重くないですしね(^_^;)
でも真雀鬼シリーズは、刑務所から出てきた清水健太郎さんが主演として復帰しました。
真雀鬼シリーズを見直した雑感
まず清水健太郎さんの変化に驚きますよね。
「誰なんだあんたはw」 ってツッコミ入れたくなります。
ネット上ではゴリラとか力士とかヒドイこと言われたりもしていたようですが、仕方がないように思います。あまりにも変わりすぎです。
いったい刑務所でどんなお勤めをされていたのか・・・(^_^;)
とにかく演技が重いんですよね。以前に見た時も気になってしょうがなかったですが、見直してみてもやっぱりどうにもなりません。
演技指導とかどうなっていたのか不思議ですが、清水健太郎さんの演技だけ20キロぐらい重いイメージ・・・。
声もかすれていて力士と言われてしまうのもうなづけるし、見た目も確かにゴツすぎてゴリラと言われるのもしょうがないのかな、と(^_^;)
作品中には麻雀が強くなるためのヒントがいっぱい散りばめられてます。
雀鬼シリーズよりもかなりつっこんだ話も多くしているので、非常に参考になります。
全体的に常にただよっているヒントは、やはり雀鬼のストイックさでしょう。
すこしだらしない感じに思える弟子の大吾との落差がそれをわかりやすく際立たせています。
日々精進して地運づくりに励むことで強くなっていく。
ズルイとか汚いとかそういうことをするのはダメで、そういうことを考えただけでも積み上げたものが台無しになってしまう。
他人の力はあてにはしない。自分のことは自分でやるのは当たり前、行動することを惜しまない。
でも自分一人で勝ってるなんてのは思い上がりとか・・・。
雀鬼がこれまでに色んなところでおっしゃってることです。
真雀鬼11、15、17、18は特に重要なヒント多めです。流れがどんなものなのかを知るには17を真面目に見ると非常にわかりやすいと思います。
再確認したことや気付いたこと
見直したことで再確認したことは、結局は地運づくりを日々一生懸命にやるしかないってことと、損得勘定で麻雀を打つのはダメだってこと。
新たに気付いたこと、というか忘れていたというかおろそかにしていたんだと思いますが、愚形でしかあがれない流れがあるってこと。
細かいのは他にもたくさんありましたが、まとめきれないので本記事はこのへんで(^_^;)
記事をお読み頂きありがとうございました。
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