麻雀が弱い人の特徴は様々ありますが、その特徴ごとにツッコミを入れつつ改善案を提示していきます。
麻雀が弱い人は何らかの問題があるから勝てないんです。
「この記事を読めばその問題が解決して必ず勝てるようになる!」
・・・とまではさすがに言い切れませんが、そんな記事を目指して一生懸命に書いていきます。
麻雀が弱い人は2つのタイプに分けられる
弱い人は大きく分けて2つのタイプに分けられます。
「初心者タイプ」と「間違った努力をしているタイプ」です。
初心者タイプ
「初心者タイプ」はまだ発展途上なわけですから今のところは問題ありません。
「麻雀力」という器の中にまだまだ十分な空きがある状態ですから、まだ弱くてもしかたがないです。だからそのことを気にする必要はありません。
これから学んで練習してどんどん強くなっていけばいいんですからね^^
このタイプは正しい知識や考え方を吸収していけばどんどん上達していけます。スペースが十分にある上に、妙な偏見みたいなものも少ないので良いもの(※後の項で紹介しています)が入りやすい。
ただ問題なのは、間違った知識や考え方も吸収しやすい状態だということです。
間違った知識や考え方を吸収したら麻雀が弱くなってしまいます。
そしてそうなってしまった人達が、何が正解なのかがわからずに迷子になっていき「間違った努力をしているタイプ」へとなっていくわけです。
間違った努力をしているタイプ
「間違った努力をしているタイプ」は、そのままだとどんどん弱くなっていくのでヤバイ状態と言えます。
間違った知識や考え方にとらわれてしまい、正しい知識や考え方を拒否してしまうような状態なので、いったん自分の価値観を捨て去る必要があるでしょう。
まぁ・・・難しいことですけどね。自分自身の考えが間違っていることを認めるというのは。
初心者タイプの特徴と改善案
特徴(というか問題点)を●、改善案を→の書き出しで書いていきます。また関連記事がすでにある場合はリンクも貼ります。まだ無いものについては・・・そのうち書きます(たぶん・・・)。
●ルールも役もわからない人
→遊びながらおぼえましょう。上手な打ち方とかそういうのはまだ考えなくて大丈夫ですので、一人用のゲームなどでいっぱい遊んで練習しましょう。
●点数計算ができない人
→麻雀が上達するために必要なスキルなので、なるべく早めに習得しましょう。役を完全におぼえて狙えるようになったら頃合いですので是非チャレンジしてみてください。
●なかなかあがれない(あがり率が低い)人
→これは色々なケースが考えられますが、正しい牌効率とスピードを意識することであがり率は改善するはずです。
↓の記事ではあがりやすい形を残すことについて書いています。
または、もしかしてひょっとして・・・リーチがかかったらすぐにおりたりしていませんか?
防御はまだ考えなくて大丈夫・・・っていうかむしろ邪魔です。
他人のリーチも仕掛け(鳴き)も完全に無視でかまいません。
自分があがるためにはどうするのが良いのかをまずはしっかりと行いましょう。
●敵の手や当たり牌が読めない
→まったく気にしなくてOKです!まずは攻撃がわからないことには防御もできないのは仕方がありません。もっと他に大事なことがありますのでそちらを頑張りましょう。
●振り込みが多い
→大丈夫です。麻雀では振り込むことは自然なことですので、あまり気にする必要はありません。振り込んだからといってけっして弱気にならないでください。振り込むことは恥ずかしいことではありません。
攻めていて振り込んだのであればそれはむしろ「ナイスファイト!」「あっぱれ!」でいいのです。
その調子でガンガン攻めていきましょう。逃げ回るような人の言うことは聞かなくていいですよ。
振り込み率が低い→強い
振り込み率が高い→弱い
これはとんでもない間違いです。
こういうことが書かれている麻雀戦術書などが普通に売ってますが、真っ赤な嘘ですので信じないようにしましょう。そっちへ行くと「間違った努力をしているタイプ」になってしまいます。
初心者のうちは防御に関しては考えなくてもOKです。でもちょっとだけヒントを加えてさっきのを書きなおすと・・・。
振り込み率が低い→強いとは限らない。
逃げるのは誰でもできる簡単で楽なことです。この数字が低い分だけあがり率も同様に低いなら「勝負の土俵にのっていないだけ」ということになります。逃げていては勝てません。
意味の無い振り込み率が高い→弱い
正しくはこうです。
さらに言うなら、あがり率だけじゃなくてあがりの平均点、振り込んだ点数の平均点なども入れて総合的に見てみないと何とも言えません。データというのはそういうものです。
それなのに一部分の狭い部分を見て「振り込みはダメだ」「振り込まない人が強いんだ」と、勘違いなさってる人がいっぱいいるんです。
この記事の本筋からだいぶズレてしまいました。
すいません(^_^;)
続きをいきましょう。
●無意味にカンをする
→カンというのは判断が難しいものなので一概には言えません。
私のおすすめは「基本的にはリーチ後の暗槓しかしない」というものです。他のケースはリスクのほうが高いという判断からです。でも四槓子、三槓子の可能性がある場合などは、けっしてその限りではありません。
ただし、カンをするとどうなるのかを自分自身で味わうのもいい経験になると思いますので、積極的にカンをして確かめるのもよろしいでしょう。
でも答えを先に言っておきますね。
カンをして自分だけが得られるメリットは「嶺上牌を1枚ツモれる」ということだけです。
さて、初心者タイプはこんなところですかね。また何か気づいたらそのうち追記するかもしれません。
間違った努力をしているタイプの特徴と改善案
うーん、このタイプの人に共通する特徴は「勘違いをしている」ということなんですよね。
本人にその自覚症状がないことも多々ありますし、こういう人が麻雀業界の大半をしめているのが現状です。
バスケット選手マイケルジョーダンの有名な言葉を紹介しましょう。
わかりやすい格言を紹介しておこう。
何事をなすにも、正しい方法と間違った方法があるという格言だ。
たとえば、毎日8時間シュートの練習をしたとしよう。
もし、この場合、間違った技術で練習を続けていたとしたら、
間違った技術でシュートする名人になるだけだ。
「間違った努力をしているタイプ」というのはこの状態になってしまった人、またはその方向へと進んでしまっている人です。
ですので、改善案を示すとなるとこうなります。
「自分が信じている麻雀の常識を疑ってみましょう」
で、疑ってみて何か気付いたらじっくりと考えてみる。
考えた結果を元に麻雀を打って自分の目で確認してみる。
これをひたすら繰り返していく。もし迷いが出てきたらこの言葉を思い出すようにします。
「何か問題があるから自分は勝てないんだ。間違いはどこだ?」
抜け出せる人は抜け出せます。これは自分の間違いを認めて受け入れられるかどうかの問題ですので、他人様はまったく関係ありません。
その気がない人は残念ながら、いつまでも抜け出せないまま(つまり弱いまま)でしょう。
提示しておいてナニですが、残念ながら私もたいしたことはできません。ヒントになりそうな記事は書いて置いておきますが、読むのも判断するのも私じゃありませんから。
道を選ぶのはあなた自身です。
「良いもの」を紹介
麻雀プロ達の弱気な麻雀よりも、雀鬼こと桜井章一氏の麻雀について知ったほうが強くなれます。前者を「悪いもの」とまでは言いませんが、後者が「良いもの」であることは確かです。
ただちょっととっつきにくい部分がありますので、雀鬼の著書を読むよりも漫画や動画から入るのがおすすめです。
面白いだけでなく強くなるためのヒントが満載ですので、チェックしてみてください^^
あとがき
「初心者タイプ」の方はまだスペースがあるから良いものも悪いものも簡単に入るけど、「間違った努力をしているタイプ」は妙な偏見だけでなくプライド、価値観なども邪魔をするからなかなか入っていかない場合が多いです
無理に入れようとするとさらにこじらせることもあります。
だからあーゆー提示になったわけです。
余裕がある人は何らかの邪魔があったとしても少しずつ入っていくものなんですけど。
余裕がない人は難しいでしょうね。
心にゆとりがあるかどうかも大事です。
記事をお読み頂きありがとうございました。