こんな年齢になってから、美味しいコーヒーの味に気付かされるとは・・・
スーパーでよく売られている粉のレギュラーコーヒーで満足していた頃が懐かしい。
私がよく飲んでいたのは、ちょっと贅沢ななんちゃらのキリマンジャロブレンドだったんだが、今思えばあのクオリティで満足している場合ではなかったと言える。
いま味わっている美味しいコーヒーと比べたら・・・もうしわけないけどあれはもはやゴミ。
おそらく酸化しまくっているのでドリップしてもほぼ膨らまない。いま飲んでいるのは信じられないほどよく膨らむ。
と言っても、別に高級なものを飲んでいるわけでもない。
楽天で売られている大容量タイプのコーヒー豆なんだけど、価格自体はスーパーのそれとあんまり変わらない。クオリティの高さ(要は ”焙煎したて” )を考えたらむしろ安すぎると思う。
その代わりすこし手間と工夫が必要になる。
まずコーヒー豆は豆のままで買って、ミルで挽いて粉にする。淹れる直前に挽けばベストなんだろうけど、挽いてから一週間ぐらいの間に淹れて飲めばそれほど差はないと私は思う。
まぁ、挽きたてのほうがさらに香りが良いのでなるべくならね。
淹れ方は色々な方法があるけどお好みでよろしいでしょう。私は普通にペーパードリップで淹れて楽しんでいる。
このクオリティで三ヶ月ほど自分なりに美味しいコーヒーを味わっていた。
ところが・・・さらに美味しくなる方法を、つい魔が差して試してしまったことでさらなる高みにあるコーヒーを味わってしまった。
もう二度と元には戻れそうにない(-_-;)
単純だが、コーヒー豆の仕分け(ハンドピック)をするのだ。
私が購入している大容量のコーヒー豆や、訳あり品など、その多くは不良豆、欠点豆などと呼ばれるものが混入している。
焙煎している最中に欠けたりして焦げ付いているとかそういうものだそうで、良い豆はそれを取り除いてから売られているのだという。
だからその取り除く作業を自分自身で行えばいい。
それで高級品と同じ・・・とまではいかないかもしれないけど、作業をしなかった場合と比べて格段に良い味のコーヒーに仕上がる。
試してみてまさに驚愕・・・「本当に美味しいコーヒーって苦くないんだな」って思った。
めちゃくちゃ美味しい。
おそらくこれよりもさらに上の世界があるのだろうけど、私としてはもうこのへんで十分だ。
とりあえず何十年も飲んでいた低クオリティのコーヒーとはおさらば。
もう二度と味わうことはないと思う。
興味のある方のために、私が使っているミルと記事中で紹介したコーヒー豆のリンクをはっておきます。
初心者の私でも挫折せずに使い続けることができているおすすめのミル。臼式なのでカッター式のものよりも粒が揃いやすく人気商品となっている。
焙煎したその日に発送してくれるので新鮮で香りが良い。ただ、2kgというとんでもない大容量であるため、10人以上の大人数(たとえば職場などでね)で素早く消費できるような環境でない場合は、冷凍保存するためのスペースが必要になります。私は2~3人で数ヶ月かけて消費している。