ツイてる日は簡単に勝てる。
でもツイてない日は勝てないどころかあがれない。
あがれたと思ったらまた大きな手に振り込んで、結局は負けたりする。
多くの試合において、自分の力がおよぶ範囲はそれほど多くないと感じる。
ほとんどツキで決まってしまうことが多いのだ。
ただ、自分の思惑がうまくいって勝てた場合に、「よく打てていた」と思える時がある。
しかし、ただの天運かもしれないからあんまり得意げにならないほうが良いのかもしれない。
実際、人間一人の力なんてたかが知れている。
どれほど上手に打ち回して聴牌したとしても、あがり牌が手の届く位置に無いならあがれない。
それどころか聴牌すらできないことだってある。
ツイていない日はそのことに気付くことができるチャンスだ。
ツイてる日はそんなことは考えない。なぜならその必要がないからだ。
目に見えないツキではわかりにくいかもしれない。
たとえば、水が豊富な日本で暮らしていると、水のありがたさに気づきにくいものですがそれと同じことです。
恵まれている時はそもそも何かが足りないことに不満を募らせる必要がない。
足りないからこそそこに意識が向くし、不満に思ったり不安を感じたりすることができる。
ツイていない日をみんな嫌がるけど、そんなに悪いものでもないかもしれませんよ。
もしもツイてる日ばかりが続いてしまったら、麻雀はつまらないゲームになってしまう。
努力なんかしなくたって簡単に勝ててしまうんだから、向上心も不要になるし、すぐ飽きてしまうんじゃないかな(^_^;)