よく行くスーパーの屋上にある駐車場にて、入り口の反対側のほうで突っ立っている女性がいた。
「あんなとこでなにやってんだ?」と思っていたら、タバコを吸っているらしい。
いつのまにかそのスペースが喫煙所になっていたようで・・・
なんというか、あわれだな(-_-;)
駐車場はだいたい一辺30~40mぐらいの正方形に近い形なんだが、入り口と反対側のあんなに遠くまで歩いていかないとタバコを吸うことができないとは・・・
ルールを守ってるその女性も偉いわ。
世の中がこうなってしまう前にタバコを辞めておいて本当に良かったと思う。
今や喫煙者というだけでほとんど犯罪者あつかいだもんなぁ。
タバコを吸える場所が次から次へと消えていく過程は、喫煙者にとっては恐怖だったのではないだろうか。
私はその大きな流れが始まる前にはもう辞めていたのでよくわからないが、元々は喫煙者なのでなんとなく想像することはできる。
喫煙者にしろアルコール依存症の方にしろ、依存している薬物を取り上げられることは、おそらくもっとも恐ろしいことだと思う。
「我慢しろよ」などと言う人がよくいらっしゃるが、そういう人は酒やタバコなどの薬物について何もわかっちゃいない。
そんなに簡単に我慢できるようなものではないし、言わば洗脳されている状態なので本人だけの力だけではどうしようもないのだ。
ま、たまにどうにかできてしまうものすごい人もいるが、それはレアケースだ。
ほとんどの人は依存症から抜け出すことが出来ない。
私も実はそうだった。
でもアレン・カー氏の著書「禁煙セラピー」「禁酒セラピー」で酒もタバコもやめることが出来た。
私はすこしだらしない性格(というか困った性格※)なのですこしジタバタしたけどね(^_^;)
※芸人のプラスマイナス岩橋さんほどではないがw 順調に行っている時になぜか「してはいけないことをするとどうなるのか」を実験したい衝動にかられてしまうのだ。せっかく禁煙セラピーのおかげで楽にタバコを辞められている状態だったのに「もう半年も吸ってないし気分も良いけど今吸ったらどうなってしまうんだろう?」をつい試しちゃってそのまま喫煙者に元通り、みたいな。ふう・・・この研究者気質のような困った性格のせいで、5年ぐらい喫煙者と卒煙者を何度も繰り返すはめになった。まぁ酔っ払ってつい吸ったこともあるが。
タバコはもう20年近く吸ってないし、まったく吸いたいとも思わない。酒はごくたまーに(年に2~3日程度かな)飲むことはあるけどね。
酒にしろタバコにしろ自分の大切な体を汚して悪影響を及ぼす薬物だよ。やってる人はなるべく早く辞めた方がいいと思う。
お医者さんに「辞めろ」と言われるまでやり続けてしまうととても辛いんじゃないかな。
そこで辞めても体はもう手遅れかもしれず、しかも辞めなくてはならない。
そのほうがよっぽど怖いと思うけどな。
こういうのもホメオスタシス※が邪魔をするから不思議なものだ。
体に良いことなんか一つもねーのにさ。
※参考記事