麻雀が強い人の性格や特徴などについてまとめました。
その人の性格が麻雀にどう影響しているのか?というのは、打ち筋の特徴として卓上にあらわれます。
強い人の考え方を独自の体験を元に考察。
自分の麻雀とどう違うのかがわかれば強くなる方法が見えてくるはずです。
私にとって麻雀が強い人というのは「20年間無敗の雀鬼」こと桜井章一氏のことです。でも雀鬼の強さは異次元レベルですので、ここでは触れません。
参考記事
ここでは私がこれまでに出会った強いと思った人の性格や特徴を書いていきます。
麻雀が強い人の性格と特徴
【冷静】冷静な人とまともに向き合うとかなりのプレッシャーを感じます。負けていても立て直してくるし、特に混戦時の鳴きが上手な場合が多い。
【勇敢】勇敢な人は言わずもがなですね。破壊力で押してくるかスピードと手数で圧倒してくるタイプに分かれますがどちらも強いです。ただしいったん沈むと立て直すのに時間がかかる印象です。
【利発】利発な人は押し引きが上手なタイプですね。強いかというと若干ですが違和感がありますね、上手い人といったほうがしっくりきます。トップではなく2着になることが多いです。
【前向き】前向きな人は沈んでもすぐに復活してくるようなイメージがありますね。しぶといタイプだと思います。
【積極的】色んなことに積極的にチャレンジする人は強いです。これは麻雀だけに限りません。
他にも細かいのが色々ありますけど、だいたいこの5つですね。
これらの考え方は麻雀の打ち方となって卓上にあらわれますから、何回か打ってるうちにまったく知らない人でもだんだん性格まで見えてくるものです。
麻雀が強い人の考え方には共通点がある
全部のタイプに共通するわけではありませんが、強い人は考え方などにそれなりに共通点があります。
・トップを強く意識している
・振る時は振ると割り切っている
・簡単におりたりしない
これを3つとも揃えている人はかなり強いです。
この3つにさらに「ドラ、字牌、手役を強く意識している」「自力重視」などが揃っている場合は怖いですね。
でもこういう考え方の人にはなかなかお目にかかれません。非常にレアなタイプです。
ただこういう人達よりもさらに強い人は、柔軟にその姿勢を変えられる人なのではないかと思います。
さきほどの3つで言えば、
・トップにこだわり過ぎる自分を状況によっては捨てられる。
・慎重になることもある。
・ベタオリすることもある。
だから真に強い人の考え方というのは、柔らかくて自由なのだと思います。
そして硬くなる時は硬くもなれる。いつでもその硬さを消し柔らかくなれる。
武道で言うところの剛柔一体というヤツなのかなと考えています。
麻雀が強い人の打ち方
強い人の打ち方と言っても色々あるんですよね。
性格によってその打ち方のタイプが違うので説明しにくいです。
でも麻雀が真に強い人の打ち方は非常に攻撃的です。これだけは間違いないです。
はっきり言ってしまうと防御ばかりするような人の麻雀は弱いです。
強い人の打ち方をちょっとあげてみると、
・リーチが多い
・鳴きが多い
「え?その2つって逆じゃんか」って言いたくなるのはわかりますが、これは実際にそうなんですよ。
門前の時はほぼリーチしてくるし、先行リーチがかかっていてもどうにか追っかけリーチして来ることも多いです。
おっかないですよー?
しかもよくツモあがりしますから、いくら逃げたって無駄です(^_^;)
先行リーチをつぶすために鳴きを入れて切り込んでくることも多いです。
そうでない場合に鳴いた場合は高い手であることも多いですが、ヤバイのは点数のたかではなく「他の人のあがりをつぶす」ために鳴くことも多いということです。
そのまま押し切られてしまうと何もできずに終わります( ;∀;)
何度打っても勝てません・・・OTL
彼らの打ち方に共通しているのは「攻めている」「常に動いている」「容赦がない」ということです。
リーチからただ逃げ回っているような人達には、おそらくこれは理解することはできません。
一般的な麻雀とは明らかに違う強さを持っています。
逆の言い方をすると一般的な麻雀がそもそも間違っているんですよ。
※プレイスタイルを独自に分類してみました。ここで書いてきた強い人のスタイルは「ヤバイ人」です。
麻雀が弱い人は防御して負ける
振り込みを極度に恐れる打ち手が非常に多い現在の麻雀界では、 防御的な思考がまかりとおっているのが現状でしょう。
でも弱い人は防御しようとするから負けるし、痛い目に合わないから「本当の怖さ」がいつまで経っても理解できずに弱いままになってしまうんです。
麻雀が強くなりたいのであればまずは攻撃を学ぶ必要があります。
攻撃がわかっていない人に防御なんてできるわけがありません。
亀のように防御するだけなら誰でもできるんですけど、それを破るような攻撃だってあります。
防御というのはけっして万能なものではありません。
攻撃してくる側は守備側がどうやって防御しようとしていても、その防御手段を破ろうとしてきます。
守備側が想定している攻撃がもし想定外のものだったら・・・?
そう考えてみましょう。
意外ともろいものです。
・・・っていうか、防御重視の人はこれまでにそれで負けたことがいっぱいあるはずですよ。
麻雀には防御できない攻撃がある
麻雀にはツモあがりというものがありますし、これは防御しようにもできません。
安全牌ばかり切って振り込むことを避けることはできても、その方法ではツモあがりは防げません。
※画像はイメージです
(画像引用元→http://enigme.black/2015121007)
振り込みを恐れて逃げ回っているうちにツモられること多くないですか?
そのツモあがりをくい止めるには前に出る必要があります。
防御と言いつつ逃げることが、勝つために本当に効果的かどうかよく考えてみましょう。
それとはまた別に、もし自分の性格が守備的だと思うのならば、すこしでも攻撃的になれるようにしたほうが必ず成長できます。
麻雀が弱い人が強くなるにはどうするか?
麻雀が弱い人から「強くなるにはどうすればいいの?」と聞かれたら、私はとりあえず超攻撃的な麻雀をおすすめします。
本来ならば自分が尊敬している雀鬼の著書などをすすめるのが筋だとは思うのですが、これまでの経験から判断すると・・・うーん、おいそれと他人様にすすめて良いのかどうか・・・
というのは、雀鬼の世界観は一般的な常識や価値観とはかけ離れているようなところがあるので、受け入れることが難しいというのがあるんです。
これまで多くの人(30人程度)に雀鬼をすすめてきましたが、どうにかすこしは馴染んだのかな、というのがたったの1人です。
入り口で尻込みして中に入ろうともしない人が大半をしめ、ちょっと中に入って火傷でもしたのかいつのまにかいなくなった人が残りです。
ま、しゃーないですね。
強者への門が広かったらみんなが強くなってるはずだし・・・(^_^;)
皆さん一様に楽して強くなりたがりますからねー。
その気持ちはわからなくもないですけどそりゃ無理でしょう。
この記事を読んで雀鬼の世界をのぞいてみたくなった方はこちらからどーぞ。
番外:その他の性格あれこれ
根拠がないフワフワしたものですが番外として書き残しておきます
・無欲な人はとても大きな幸運に恵まれる傾向があるように思います。
・真面目な人よりもちょっと不真面目な人のほうが強い気がします。
・自信満々な人は強い傾向にあるかも。もろい時はもろいけど調子にのらせるとかなり危ないタイプ。
・目立つ人と目立たない人では目立つ人のほうが強い気がします。
・ずるい人は型にはまると強いけど、いったんくずれると弱い。
・商売が上手な人は強いと思います。
・猪突猛進な人は強い時はヤバイほどに強い。でも沈んでる時はなかなか上がってこない。
あとがき
麻雀には打ち手の性格が出るとは一般的にもよく言われることです。
雀鬼は「麻雀には生き様が出る」とまでおっしゃってますが、私は最近になってようやくこれがちょっとわかってきました。
強くてよくツモあがりをする人は仕事がよくできる人だったり、だらしない人はツモ力がまるで弱かったり、麻雀のツキの部分にそれが見え隠れする。
雀鬼はこうも言います。
「麻雀だけ強くなろうったってそうはいかない。普段の生活のだらしなさが麻雀に出る」
麻雀だけいっぱい打ってれば勝てるようになるわけではないってことです。生活態度もどうにかしなきゃいかんわけです(^_^;)
こういうことを書くとあやしむ人も多いですけど、耳が痛いことだから拒絶したいだけなのではありませんか?
強くなるということは、都合の悪いことや不便なことをなんとかできるようになるということでもあります。入り口で逃げた人は何年も経過した現在も弱いままです。
こんな長文をここまでお付き合いしてくれたあなたはどうでしょうか?^^
お礼にこんな情報を置いておきましょう。
強い人の打ち方で触れた「真に強い人」というのは、雀鬼の道場で私が同卓してもらった雀鬼のお弟子さん達のことも含みます。
フリー雀荘で出会った人にもそういう打ち手がいるのですが、彼らも雀鬼流のような麻雀を打ってるんです。
あなたが真に強くなりたいのであれば雀鬼の麻雀について知るべきだと思います。
記事をお読み頂きありがとうございました。