いつのまにか、
「寿司テロ」から「外食テロ」へと変化していたようだ。
詳しくは知らないが、色んな飲食店で迷惑行為をしでかしているお猿さん達の動画がSNSなどで拡散しているらしい。
どこだかの記事がヤフーニュースで取り上げられてた。
そのコメント欄をのぞいていくつかコメントを読んでみたが、損害賠償のお金は期待できないとか、訴訟を起こしても無駄だとか書いてる人がそこそこいたことに私は一抹の不安を感じてしまった。
そりゃお店側(とくにチェーン店)の被害額は莫大な金額になるだろうし、加害者が払いきれない大金になるだろうことはわかるが、これはそういう問題ではない。
お猿さん達にキツイ罰を与えて見せしめにしないと駄目なんだよ。
「そういうイタズラや迷惑行為をするととても痛い目にあうんだぞ」ということを、当のお猿さん達はもちろん、面白がって真似しようとしかねないお猿さん予備軍どもにわからせてあげないといけない。
言わばその抑止効果のほうが本線であって、お店側は被害額の回収なんぞはおそらくあまり期待していないでしょう。
まぁ・・・次から次へと出現する猿にどれほどの効果があるかわからないが、それでもやらないといけない。
抑止効果があまり無かったら、お店が提供しているサービスの形を変えなくてはならないだろうね。
たとえば、テーブルに設置している醤油やソース、紅生姜、つまようじなどは撤去するしかあるまい。
お店側がお客さんを信用して設置しているサービスなのに、愚かなお猿さん達の迷惑行為のせいでそれが消えることになるのだ。
まぁ猿にそれを説明してもわからないだろうけどさ。
自分が痛い目に合えば、「あ、こういうことをするとこんな目に合うんだ」と体で覚える。一度でわからなければ二度、三度、または罰自体をもっとキツイものにする。
本来こういうのは親の仕事だ。
それが行われなかったから猿になっちまったんだよ。
私の姪っ子はまだ小さい頃に食卓の上に登って踊ったりして喜んでいたが、誰も注意しないで好きにさせているんだ。
私は関係ないから放っておこうかとも思ったが、親である妹に「おい、そんなことさせておくと猿になっちまうぞ」と言っておいた。
スマホを見ていた妹は「え?」という表情だったが、姪っ子を食卓から降ろさせた。
もし私が何も言わずに放置しておいたら、いまごろ姪っ子は猿になっていたかもしれない。(実際たまにすこし猿っぽい)
私の子供ではないから知ったことではないが、かわいそうだったからついそうしただけだ。今考えると甘かったかもしれないとも思う。
親である妹が子供の好きにさせておいて猿になってしまったとしても、それは妹夫婦の責任であって、猿のように育てられてしまった姪っ子が悪いわけではない。
人として育てられなかった子供たちが、猿のように振る舞い他人様に迷惑をかけて、親の恥や気苦労となって跳ね返っていく。
しかし、その親達もまた、自分の親からの教育によってそうなっている(自分の子供への教育ができない)のだ。
この連鎖は行き着くところまで行くとどうなるのかな。
ちなみに私もすこし猿だった時期がある。
高校生の頃はまさに猿だった。
放課後の教室で酒を飲みながらタバコを吸って麻雀を打つという・・・
一度も捕まることはなかったが、今考えると本当に愚かだった。
痛い目に合うのが早いほど反省するチャンスも増える。
外食テロのお猿さん達をなるべく早めに、こっぴどく叱ってやってほしいな。