私は打撃系で打っていた時期がけっこう長く、高い手をつくるのが得意だ。
自分で言うのもどうかとは思うが、攻撃力はとっくにMAXまで鍛えられていると思う。
しかしそれがむしろアダとなり、こだわり過ぎて失敗するケースも多かった。
良く斬れる刀を持っているのになかなか抜かない。抜いた時は一撃必殺だが、一度も抜かないまま負けることもある。
そんな感じ。今風の麻雀ではない。
で、まぁ、すこし前にちょっとこだわっていた部分を変えた。
大雑把に言うと、単純にダマの頻度を増やしたんだ。
結果としてあがりが増えて勝率も上がったようだ。
おそらく放銃も減ったし、トビも減ったはずだ。(元からあまり気にしていないので確認不能)
問題なのは罪悪感が半端ないということのみ(-_-;)
武器をろくに扱えないような人を相手に、闇の中で黒塗りの刀で斬りつけているかのような・・・
あんたら捨て牌をすこしは読みなさいよ・・・
捨て牌見れば染め手なのわかんだろ・・・待ちは筒子か字牌なんだから他のを切れよ・・・ロン親満
どう見ても国士の捨て牌だろこれは・・・どうしてリーチ者のスジだからってここで老頭牌を・・・ローン32000
両面搭子を切ってんだからスジもカベも関係ないってば・・・七対子かチャンタ系だから端や字牌は・・・ロン6400
すっごく楽にあがれるけどなんだか悲しい。
これは私のダマが卑怯というより、相手が無防備すぎることのほうが問題だろう。
むかしバガボンドって漫画でそんなシーンあったな。
主人公が有名な道場に手合わせ(つまり道場破り)に行って、いざ試合が始まってからも門下生たちの隙が大きいことにとまどって「えーと、打って良いのだろうか・・・ドキドキ」みたいな?一度見たきりなのでうろ覚えだが印象的なシーンだった。
とりあえず、リーチをかけなくても私の攻撃力が十分なことはよくわかったよ。
ちゃんとこちらの手を読んでくれてるような人はそれでもヤバイ牌を止めてる。
まぁ、止めてるだけならたいしたことないけどな。それならそれでリーチをかけてツモるだけだよ。
ヤバイとこだけ止めた上で切り込んでくるような人はすこし怖い。
こういう人を相手にするとちょっと面白いけどなかなかいないな。