「どうしてそんなに綺麗な手をあがれるんですか? ツモが良すぎじゃないですか?」
って、とある顔見知りの女性から聞かれた。(尋ねる前に強制的に飲み物を渡してくるので答えないわけにもいかないw)
そう言われてもなぁ・・・自分がやっていることをその人がやって同じようになるかどうかわからないので、ざっくり説明したあとでその人の打ち筋を麻雀ゲームですこし見させてもらった。
案の定、ろくに手作りをしていない。近くに見える聴牌に食らいついていくだけのよく見かける悲しい麻雀だ。
リーチやらダマ、押し引きの判断もおかしかったが、まぁ・・・一番の問題点は、手作りができないことだね。他はその欠点がすべて影響しているので、とにかくまず手作りだ。
とりあえず、「手作りが上手な人の麻雀を後ろで見させてもらうといいですよ。たとえば◯◯さんとか△□さんは手作りが上手です。」とアドバイス(というか彼らに押し付けるw)しておいた。
私だって別にたいして強いわけじゃないんだ。まぁ手作りにはたしかに自信があるけれども・・・手作りができるならできるで、それとは別に乗り越えなければならない別の課題がある。
最近は特にその課題がえげつなくて・・・とてもうまく手作りしてたどり着いた先が、まるで地獄になっているとか・・・泣きそうになるわ(-_-;)
地獄が待っている場合にツモの違和感を感じとれることはあるんだが、天国にたどり着く時との違いがイマイチまだよくわからない。
おそらくこれが今の私にとっての課題なんだろう。しょっちゅうこのシチュエーションに出くわすようになっているから。
良いツモの先に綺麗な手はあるけど、あがれる時(天国)もあれば振り込む時(地獄)もある。
手作りしないような人にはわかるわけもないけどな。
ツモが良いのは手役を狙っているからだ。その手役になろうとする力が働いてツモに補正がかかるんだよ。
だから鬼ヅモ連続で高い手を素早くあがれたりすることも多くなる。これがツモが良すぎる状態かな。
ただし、ツイている時なら良い補正がかかるけど、ツイていない時にはこれが逆だったり違う方向へと働いてズレるとか、さっき言ったように(一見は良すぎるツモが)地獄につながっていることもある。
手役を狙わないような人にはこの補正は無い、または薄い。だからツモが平均的になりやすいかもね。良くもないし悪くもない。だから近い聴牌を目指すしかできないままになっちゃうんだよ。
しつこく手役を狙うようにしていれば、そのうちツモに補正がかかるようになるよ。まぁ、現在の環境ではそれも良し悪しだとは思うけどね・・・