卵かけご飯は、若い頃はすこし苦手だったように思うんだが、タバコと酒を辞め・・・粗食に慣れてきてからは好んで食べるようになった。
安いし手軽で美味しいし、朝食には最適なのだ。
炊飯器から茶碗にご飯をよそって、卵を割り入れて醤油をかけてかき混ぜて食べる。もしくは、卵は別の容器に割り入れて醤油をさし、かき混ぜてからご飯にかける。
これが一般的な卵かけご飯だとずーっと思っていたし、この味に私は満足していた。
ところが・・・醤油の量が気になって検索してたどり着いたページ※で、「サンライズ」と名付けられた卵かけご飯の作り方を見つけてしまったのだ。
※参考ページ↓
作り方の工程がすこし違うだけで材料自体は先程のと同じ。
ご飯を茶碗によそったら醤油をかけてかき混ぜる。別容器に割り入れた卵をかき混ぜて茶碗へと投入して混ぜ、醤油ご飯とよく馴染ませる。
食べてみると明らかに違う。材料は同じなのに不思議なものだ。
食べ慣れた作り方とサンライズを何日か食べ比べてみたが、結局のところサンライズへと落ち着いた。
サンライズのほうが一体感があるというか・・・たとえて言うならば、チャーハン味のふりかけをご飯にかけて食べるのか、チャーハンを食べるのかというような違いだ。(もちろん後者がサンライズ)
はじめのうちはサンライズには若干の違和感を感じていたし、元々の作り方のほうに舌が慣れているのは当然だ。
でも何度も食べ比べているうちに本物が勝ったような感じか。
美味しいんだよ実際。
元々の作り方は醤油が卵の味を殺してしまっている感じ。
サンライズは醤油味のご飯を卵で包んでいるので、まず卵の味が先に来てその後から醤油ご飯の味が追いかけてくる感じ。
やってみればわかるがまったく違う。
もう毎日のように1食目にはサンライズを食べている。
寝る前に次の日の食事が楽しみでしょうがないほどに満足度が高く、しかも安い。
ご飯、卵、醤油、味噌汁で80~100円ぐらいかな。
そのうえ調理も後片付けも簡単というおまけつき。
いまのところ私にとっては最強のメニューかもしれない。
気分を良くさせてくれる食事はツキもあがりやすくしてくれるだろう。