玉の間では普通の場になることが増えた。
あまい人のツキは落ち、ちゃんと打っている人のツキは上がる。正常な場、と言ったほうがいいのかもしれない。
ようやくすこしはまともな麻雀が遊べることに喜びを感じるが、乱れた(荒れた、壊れた、とも)場になってしまうこともまだある。
うかつな人がうかつな行動をとり、他家に大きなツキを流してしまうことで場は乱れていく。
うかつじゃない人も流すことはあるけど、それは結果的にであって・・・これは自然というか普通なこと。
うかつな人はうかつな行動(利敵行為になりかねない行動)をしてしまう。これが問題なんだが、彼らはまだわかっていないのだから仕方がない。
自分のためになると思ってやっているつもりなんだろうけど、他家に養分をまき散らしていることに気づいていない。
そういう人の戦績をのぞいてみると、東風戦ではそこそこ勝てているのに東南戦はからっきしというのが多い。
きっと無軌道な麻雀なんだろうな、って感じ。
無軌道な麻雀というのは、目先のことしか考えておらず、ものごとを点でとらえていて場当たり的。都合の良い時だけ前に出て、都合の悪い時は逃げ回る。
速度はたしかにはやいかもしれないけど、その速度を優先し過ぎることで別の何かがおろそかになっているような麻雀。
乱れた場や短期決戦では、この打ち方でもそれなりに勝てることがある。
ただし、本当に強い打ち手にはこの麻雀はまったく通用しないんだ。
正常な場ではとても惨めな負け方になる。なにしろ何もできなくなっちゃうからね・・・(-_-;)
それと、一定のところまで上達したらそこで行き止まりという致命的な欠点がある。
そんな道を歩いている人がいっぱいいるよ。
かわいそうにな。